サタンは凄く喜んでいた。サタンは明美が自分を好きになってくれる事を願っていたからだった…

「明美?」

「何?」

「俺様は明美の事が好きだ」

突然のサタンからの告白にビックリしていた明美の反応は…

「急でビックリしたけど嬉しいよサタン」

「ああ」


サタンは自分で言った事が恥ずかしくなっていた…

サタンの心の声 【俺様も恥ずかしい/////こんなの俺様じゃないよな~ダークが居なくてよかった。明美の前だと、いつもの俺様じゃなくなるよな…不思議だ】

「サタン?」

明美が何回も呼んでいるのに気が付かないのでサタンに顔を近づけていた。サタンはビックリしていたが、明美が目をそらさないで自分をジーッと見ていたので嬉しかった…

「明美?そんなに近づいたら俺様がキスするぞ」

明美は慌ててサタンから離れた。サタンは少しショックだったけど、明美が自分を真っ直ぐ見てくれた事がなによりも嬉しかった…

「明美?早く俺様を好きになれよ」

そう言ってサタンは明美に笑顔で言った…


明美はサタンから告白をされて次第に

サタンの事を意識し始めた…




「サタン?」




「何だ」




「何でもない」




明美の心の声 【本当にサタンは私の事が好きなのかなぁ?】