「何で怒らないの?」

「明美と話してるからだ」

「話し?これが?」

「ああ、そうだ あの日以来 明美と会えなくて…」

「…」

「私とサタンの間に何があるの?」

「今は言えないが…明美が思い出してくれたら全てが叶う」

「約束の事だよね」

「ああ」

明美は まだサタンとの約束が思い出せていなかった…

「思い出せないよ」

すると、サタンは とんでもない事を言った…

「じゃー俺様は暫く明美の部屋で暮らすな。明美が思い出してくれないと俺様は魔界に帰れないからな」

「えー!無理だよ」

「魔界の掟を2度も破ってるからな…」

「どうしたら帰れるの?」

「それは 明美が思い出してくれたら帰れる」

明美はビックリして言葉を失った…

明美の心の声 【これからサタンと暮らすって…どうなるのよ~】