『オマエ、オレの家の近くだろ? 女の子一人じゃ危ないし一緒に帰ろう』 入学史上初 話した男の子が朔だった。 最初はあんなこと言うなんて よほどの女たらしなんだと思った。 でも実際は 「彼女いるの?」ってきいたとき 『できたことない。というか恥ずかしいじゃん? 告白・・・・・とか。』 「手ェつないだりとかいいけどオレの心臓が持たないと思う」 そう言っていた。