私の心のツッコミをし終わった後にパパは先程と変わらない優しい声で「ああ、そうそう」と続けた。
「あと2年はこっちにいることになったから」
「はぁ!?何で??」
「昇進条件が赴任期間の延長なんだよ。楓やママに会えないのは淋しいけど一家の大黒柱としての務めだからね」
「やだ!もう今すぐ帰ってきて!じゃないと私の貞操が!!」
「楓は淋しがり屋だなぁ。大丈夫だよ、きっと3人もいれば楽しいよ」
『貞操』という言葉を完全にスルーし、電話先で笑うパパに私の接ぎ木して補強した心は完全に折れた。
そりゃあもうものの見事に。
折れたというより粉砕骨折ぐらいの勢いで。
「あと2年はこっちにいることになったから」
「はぁ!?何で??」
「昇進条件が赴任期間の延長なんだよ。楓やママに会えないのは淋しいけど一家の大黒柱としての務めだからね」
「やだ!もう今すぐ帰ってきて!じゃないと私の貞操が!!」
「楓は淋しがり屋だなぁ。大丈夫だよ、きっと3人もいれば楽しいよ」
『貞操』という言葉を完全にスルーし、電話先で笑うパパに私の接ぎ木して補強した心は完全に折れた。
そりゃあもうものの見事に。
折れたというより粉砕骨折ぐらいの勢いで。


