犬神さまのお嫁さま

 「と、とにかく…昇進おめでとう…」

 「ああ、ありがとう!お祝いにこっちで可愛い服でも買ってプレゼントしてあげるな」

 「ありがとう!だ、だけどそれよりも!!まれひ…じゃない犬神君の件は…」

 「ああ、犬神君ね」



 ああ、その話かと言わんばかりにパパは合いの手を打つとこう続けた。



 「ママに聞いたら今時いないような好青年じゃないか。電話で話したけど良い子だよ犬神君は」



 ぇぇぇえええぇぇええーーー!!


 パパの目玉は節ホールか!

 いや電話で声を聞いただけで見てないから節穴扱いは違うか。

 でも、それでもその認識は大変な間違いだと思うよパパ!