2月13日が入学式だ。

その前に中学校を卒業だよね。

――――――――――

色んな人が居る中私に近づき
話をかけてくる悠里がいる。

「涼――――!!!
卒業おめでとう♪」

悠里は、いつも私に優しく接してくれた。
悠里の事はそこそこ気に入ってた。

私に依存してくれたからね。

「おめでとう。
今までありがとうね、悠里。」

私の言葉で悠里は涙をこぼす。

ぐすん、ぐすんと鼻をさすりながら泣く。

「あの…ね…ヒック
長、くなるけど…ヒック…ぐすん
聞いて??
泣いてるし、うま…ヒック…く話せ、んかもだけど…」

私は、くすって笑って頷いた。

「あー!!!落ち着いたー!!
うち等は中学校上の付き合いだけだったよね。
最初に出会ったときは
何コイツ。態度悪っ!!
何て思ってた…」