学校に行きたくない、と駄々をこねる私を無理やり学校に連れて行く母は一体どうなんだろうか?おかしい!!そして、学校に行くと必ず!!先生が!!走って!!ここに!!

「ごらぁぁぁぁぁあッ!!!!待てぇぇいッ、柊ぃぃぃいいッ!!!」

こ、怖ッ!!!!な、な、な…何なの!あの目つきは!!怖い!!宇宙一恐いぞ!!宇宙人が来たら必ず逃げる!!あぁ、これだけは確実!!って、こんなこと言ってる場合じゃない!!きゃあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!!

そして、先生は、私の肩をぐっと掴み、

「ふ…に…逃げるなよ、柊。お前にはきっちりと何もかもをやってもらう。いいか?よく聞け。本来なら昨日のあのパンチは退学だぞ。あぁ、退学だとも。でもな、今回はそれを許してやる。入学したてだからな。仕方ないことだよ。だからな、きっちり補習を受けろ、な?きっちり補習を受けたら見逃してやる。あれは、なかったことにしてやる。そのかわり、補習を受けなかったら、お前は退学だ。どっちがいいか?柊?補習を受けて、見逃してもらえるか、補習をうけないで退学になるか…。それはお前次第だ!」

…いや、どちらも嫌だし。嫌です先生。
補習なんか受けられるか!はんッ!!でも、退学も嫌だ。
どうしたらいいんだ!!私!!!!

誰か助けて…ッ!!!


「先生、そんなところで何やっているんですか?」