私はグチグチいいながらもとりあえず家の外に出る。
誰もいいひん!!なんで?
私は瑠梨に電話をする。
プププ……
「瑠梨!!誰もいいひんやん!!どういうこと??」
『まぁまぁ待ってて。』
ブチッ…
「もう…なんなん??」
数秒後…―
「裕香!!」
いきなり呼ばれた。
私は声のした方を向くと
そこには……
「椋斗!!なんでいんの??」
「なんでってチョコくれねーのかよ!!」
「あ、ごめん……でも、今日渡す機会なかったし。」
「あぁ。そういやそうだったっけ??」
「別に私から貰わなくてもたくさん貰ってるからいらないでしょ。」
「……………んだよ。」
「へ??」

