「あ゛〜」
クリスはまだ上手くは話せない…
そんな彼女に苛立つ視線が送られていた…
「バカね!!私はあのくらいの頃にはもっと話せてたわ!!!」
そう言い放つ少女は黒髪で美しく…そして氷のように冷たいカンジを醸し出している…
「クレア様!!年下の者には…??」
「優しく接し…道をふみちがえないように導きなさい!!だよね??」
「ええ…あなたは女王の姉君…女王を傍で支えなければいけません…」
マスクウェルは優しく諭す…
「はぃはぃ!!」
彼女にとって…いつものやり取りである…