「う……イテっ!!」
マスクウェルは目を覚ました…
(そっか…門前で倒れたのか??)
「あっ!!!赤んぼは????」
「ここに…」
そこに現れた年寄りは…怒っていた…
「ご無事で何より!!!して!!!!この子供は…マスクウェル殿の???!」
「ち…違うよ…じぃ…じぃは…そんなんだから…シーザー様に嫌われるんだよ!!!」
(って…しまった…??何を言ってるんだ…俺…こんな時に…)
怖々と…老人の方をみた…
「そう…ですな…」
「悪い!そういうつもりはなかったんだ…まだ…俺…シーザー様が死んだって実感がなくってさ…」
「………わたくしも…です………」
老人は肩を落とした…
「………でも…シーザー様は…俺達に残してくれたんだ…」
マスクウェルは抱き抱えてた赤子を老人に差し出した…
「では…これは…!!シーザー様の…お子……で!!!なんと!!!かわいらしいのぉ…」
老人は優しい顔になった…
「兄さんにも…この事を…」
「それが…今…エルフの村に…」
「なっ!!?そんな事をしても…シーザー様は………」
「ですが…マスクウェル殿…我が王が殺されたのですよ…!!」
「たしかに…だけど…一部の者…いや…一人の女が仕掛けた罠なんだ…………エルフは関係ない…」
マスクウェルは焦って着替えた…
「じぃ…その子をたのむ」