執事の病院

―短い説明だった...。


病院の開設は、明日。


制服も明日だから今日は、やる事が無いらしい。



明日の時間も調整済み。


「腹減った...。」

急に腹が減りだして椅子に座ってから
鞄からパンを取り出して袋を開けた。


「初めましてやな?」

パンを食べてる途中、
執事達の中の1人が話しかけてきた。


『嘘っ!?』
現状に驚き無意識にパンを片付けた。



「あ、食べててええよ?」

彼は、笑顔でそう言った。

さっき周りを見渡した時は、見なかった人。


「え...あ...。」

頭の中は、混乱してた。

執事と話した事なんか無かった。

執事に対してホスト的なイメージがあったからかもしれない...。

とにかく執事は、カッコ良い人ばかりだった。

もちろん彼も...。