桜木がみんなに
毛布をかけて
回っているのを
乙羽も手伝う
「クソ、何で俺がこんな
母親みたいなこと...」
「クスクス...」
全員に毛布を掛け終えると
「ふぁーぁ
俺達も早く寝よ」
そう言い桜木は
乙羽にも毛布を渡す
「ぁりがとう」
乙羽はその毛布を手に
飯岡の姿を探す
飯岡さん...
帰っちゃったのかなぁ
上着も借りたままなのに...
飯岡の姿を捜し
外に出る乙羽
飯岡の車を見つけ
駆け寄ると
コンコン...
飯岡を驚かせぬよう
小さく窓を叩く
「? どうした?」
飯岡が車の窓を開ける
「コレ..上着と...
後、毛布です...」
乙羽は窓から毛布を押し込む
「眠りにくくないですか?
中にまだスペースありますよ
2階も空いてるようだし...」
「ィヤ、俺はココでいい
お前も早く寝ろ」
「...ハイ」
乙羽は柊音の元に戻り
桜木が開けてくれた
スペースに横になる

