DOLL・・・ ~秘密倶楽部~


「翔耶、お前さぁ...

 どんな感覚で計算したら
 その量になんだよ...

 背後霊の数も入れてんのか?」


「いやぁ...
 
 背後霊の数入れても
 この量、いくかね...?」


首をひねる本宮


「1人1体とは
 限んないじゃん...」


もはや、ふて顔の桜木が
小声でつぶやく...


そこへタイミングよく?
フラっと現れた成瀬


「ぁれ?

 みんなどったの?
 飲まないの?」


大きな瞳をランランと
無邪気に輝かせる成瀬


「確かに...

 コイツはいっぱい
 連れてそうだな」


本宮の言葉に


「ぇ?何、何?」


興味を示し余計に瞳を輝かせる


「プププッ!」


桜木と柊音と本宮の3人が
一気に吹きだすと


「ん?」


成瀬は頭の上に
「?」を浮かべながら
みんなを見回す


「はぁ~

 お前も少しは
 コッチ手伝えよ!」


そう言い桜木は
成瀬の襟首を捕まえる


「ぇぇー!!
 俺は食い専なのぉ~~~」


「何でお前が
 食い専なんだよ!!」


「だって翔耶が
 こんなにたくさん
 買って来んだもん

 食わなきゃ...」


ピキピキ...


「ぇ? ピキピキ?」


「何か...
 腹立つ...」


「?」


ヒクヒクと顔を
引きつらせる桜木

柊音たちはお腹を抱え笑う


「い~から、ホラッ!!
 手伝えって!!
 
 ハイッ!!コレ切って!!」


「ぇぇ~~~!!
 何で俺ばっかぁ...」



結局...


桜木のウサは全て
成瀬一人に
向けられる事に...