DOLL・・・ ~秘密倶楽部~


笑いの耐えない式を
一通り無事に?終え
ようやく新郎・新婦
退場の時となる


「大丈夫?」


優しく乙羽を気遣い
左腕を差し出す柊音


乙羽はニッコリ微笑
柊音の腕をとる

赤やピンクの
バラの花びらが舞う中
柊音と乙羽が祝福の道を歩く

ドアの前まで来ると
二人は振り返り
深々と頭を下げる

そして 頭を上げた柊音は
一気に乙羽を抱き上げる


「ヒャッ///」


「...乙羽」


「?」


「何だろオレ...
 すっげぇー!幸せ //」


「...ぅん//」


乙羽を抱え上げた
柊音の周りをみんなが取り囲み
祝福の言葉を交わす

そんな柊音の目の前に
不気味な笑みを浮かべた
本宮と成瀬


「?」


本宮は柊音の腕から
花嫁を奪い去ると
走って逃げ出す


「は?
 シャ、シャレんなんねぇ...」


すぐに乙羽を
取り戻そうとする
柊音の目の前に
立ちはだかる成瀬
そしてメンバー達


「ぉ、ぉわ!!」


みんなが柊音を
胴上げする


その輪の中心には

うれしそうな
桜木神父の姿...


みんなの気持ちが...
心からの祝福が...
胸に...
伝わってくる...

あったかい...


「ぁ、ぁの...
 本宮さん..//

 重いでしょ?降ろして//」


乙羽が本宮に言うと


「ダーメ!

 柊音から預かった
 大切なものだから
 
 ちゃんと...
 柊音の腕に返さなきゃ...ね!」


そう言い本宮は
柊音が胴上げされてる間
ずっと乙羽を抱えていた