DOLL・・・ ~秘密倶楽部~


それから数日過ぎた
ある晴れた日の午後...


乙羽の携帯に突然
桜木から電話がかかる


「乙~羽ちゃん♪」


「桜木クン?」


「お気に入りのワンピで
 待ってて!
 今、迎えに行くから」


それだけ言い桜木の電話は
一方的に切れる


「お気に入りのワンピ???」


しばらくすると本当に
桜木が乙羽を迎えに来る


「乙~羽ちゃん♪
 ちょっと
 ドライブ行かない?」


「ドライブ? どこに?」


「ヒ・ミ・ツゥ~♡」


まるで子供みたいに
イタズラな笑みを見せる桜木


「...クス」


桜木のその無邪気さに
余計な詮索をやめた乙羽は
柊音に連絡を入れる


「この電話は電波の繋がらない
 場所におられるか、電源を..」


柊音は電源を
切っているようだった

仕方なく柊音の携帯へ
メールを残す乙羽

 


 桜木クンと出かけてきます
 
 行き先は聞いても
 教えてくれないから
 また、連絡するね!
      -乙羽-