「俺にわざわざ
電話してきて
『柊音...
確かお前、まだ
森園との契約が
残っていたよな...』
『ぁぁ。』
『今回の件で
森園はDOLL契約を
破棄される...
だから
他のDOLLを...』
『いらねぇーよ
...っていうか
DOLL契約破棄って
じゃ、乙羽は...?』
『強制送還だ』
『強制送還って...
別に乙羽は
犯罪者じゃ...
ハッ!!
じゃ、退院...』
『明日の便で送還する』
『だから
勝手に送還すんな』
『もぅ、用済みだ』
『俺はまだ用がある』
『ぁぁ、お前はだいぶ森園に
つぎ込んでいたからな
最後のヤリ納めくらいなら
目をつむってやってもイイぞ』
だってさ...
あいつ西山にボコられて
頭どうかしちまった
んじゃねぇの?
俺にホテルまで
あっさりと教えて
『HOTELに入る際は
十分、注意しろ』だの
『避妊もちゃんとしとけ』だの」
そう言い柊音は
胸のポケットから
コンドームを取り出す
「//」
「でも...
別にコレいらね...
デキたらデキたで
俺は別に
かまわねぇ~し」
そう言い コンドームを
ゴミ箱へ放る柊音
「ぁ! もぉぉ//
そんなコト言って
柊音一人の問題じゃ...」
慌てて拾いに行こうとする
乙羽を抱き寄せ
「そうだね...
乙羽の都合もあるしね」
「そ...//
そんなんじゃなくて
みんなに迷惑かかるでしょ?」
「みんな?」
柊音は首をかしげ、とぼける
「もぉ!」
「イイんだよ..本当...
ヘマはしない...
もし、ヘマっても
別に構わない
俺は一人の男として
乙羽を愛したいから...
あんな薄いゴム一つでも
俺と乙羽の間を
邪魔するのは許せない...」
「許せない..って...//」
頬を赤く染める乙羽を
柊音が優しく抱きしめる...
今までの空白を
埋めるように二人は
何度も愛し合う...

