DOLL・・・ ~秘密倶楽部~


桜木がそっと
乙羽の頭頂部にKISSをする


「ぁ..//
 柊音にはナイショね...」


「ぅん」


「深い意味は...」


ないと言いかけ


「 ......ある..から//」と


顔を赤くする桜木


「ぇ?」


「ウソ、冗談!!
 
 オレ本当、近い内
 柊音に殺されっかもな...」


「クス」


 ヤベェー...
 
 俺、ホント...何考えてんだ?
 こりゃ、早めに退散した方が
 よさそうだな...


「...何か
 
 思ってたより
 元気で..ヨカッタ...

 森ちゃんの
 笑顔も見れたし...
 
 今日はもう遅いから
 また、出直すよ...」


「...ぅん
 ぁりがとう 桜木クン
 
 みんなにも
 ありがとうって
 伝えてくれる?」


「ぁぁ」


桜木は軽く手を上げ
ドアへ向かう

ふと
ドアの近くで
止まる足音


「?」


乙羽の位置からは
カーテンに遮られ見えないが
どうやら桜木はドアの前で
立ち止まっている様子...


「...サクラギクン?」


すると...

桜木はクルッと向きを変え
再び乙羽の元へ戻ってくる


「?」


シャァァー

勢いよくカーテンを開けたかと思うと
桜木は何も言わずに
思いっきり乙羽を抱きしめた


 サクラ..ギ..クン...


「...ゴメン」


桜木の肩が震えてる


「ゴメン...
 
 俺が泣くのは
 違うよね...

 分かってる...
 分かってるけど...
 ちょっとだけ...」


あふれ出る涙をどうしても
ガマンできない桜木


 桜木...クン...