DOLL・・・ ~秘密倶楽部~


乙羽の前に立ちはだかり
一歩も譲らない柊音


「今...

 ココから彼女を連れ出したら
 俺は今度こそ本当に
 事務所を辞める...
 
 こんなところ...
 もぅ、うんざりだ...
 
 言っとくけど
 脅しじゃないぜ...」


 ...シオン


「やはりお前はDOLLを
 使うべきじゃなかった」


「そうだな...
 
 乙羽をDOLLに引き込んだ
 アンタを恨む...」


飯岡とにらみ合う柊音
するとやがて...

「フゥー」と深い
ため息を吐き出し
飯岡が携帯片手に
乙羽の部屋を出る


「柊音...
 お前マジかよ?」


飯岡が部屋を出て行くと同時に
メンバーの五十嵐が柊音の腕を引く


「乙羽...
 ここにいて...」


柊音は乙羽を
部屋の中に残し
リビングへ出て行く

それに続きメンバーも全員
乙羽の部屋から出て行く


「大丈夫...
 乙羽ちゃん」


成瀬が最後に乙羽に
声をかけ部屋のドアを閉める


 どうしよう..あたし...
 西山さんの元へ...?


恐怖で身体が震える乙羽