DOLL・・・ ~秘密倶楽部~


柊音が桜木の部屋に
転がり込んだコトで
乙羽は桜木と部屋を
共にするコトになる


「んじゃ、お前は
 そこで寝ろ

 お休み...♪」


冷たく柊音をあしらい
乙羽のいる奥の部屋へと
入って行く桜木


「クソッ...」


リビングに一人
残された柊音は
行き所のない怒りを
ソファーにぶつける


ガチャ...


「そのソファー...
 スッゲェー、高いヤツだから」


それだけ言い放ち
再びドアの向こう側へ
消える桜木

部屋の中には
不安げな瞳の乙羽


「ゴメン...//
 何かこうなった」


「...ぅん」


桜木はベッドへ
思いっきりダイブする


「クククッ...

 柊音のヤツ
 きっと今日
 眠れないよ

 はぁ~楽し~!!」


ベッドの上でバタバタと
足をバタつかせる桜木は
まるでいたずらっ子のようで


「クスッ」


乙羽は思わず吹き出してしまう
そんな乙羽を見て桜木は


「俺、そっちで寝るから
 森ちゃんはベッド使って」


「そんな..悪いよ...」


「じゃ、一緒に寝る?」


「..ぅ、ぅん...イイヨ//」


「ム、無理すんなって//」


そう言い桜木は
部屋の奥から寝袋を取り出し
ベッドの下に置く


「よっしゃ、寝よ!!」


「ぅん」


「お休み♪」


「お休みなさい♪」


電気を消す桜木

しばらくベッドの下で
ゴソゴソした後


「ンゲッ
 クッセ~これ」


「クスクスクス...」


「もし俺が何か...
 うなされてたら助けて」


「クスクス..ぅん...

 .....桜木クン」


「ん?」


「...ぁりがとう」


「...ぁぁ//」