DOLL・・・ ~秘密倶楽部~


柊音と桜木の会話に
瞳を閉じ続けるしかない乙羽


 出来ることなら...
 聞きたくなかった...

 二人の気持ちを知っても
 あたしには
 どうすることも...


突然、乙羽の体が宙に浮く


「翔耶...
 ベッドもう一晩借りるわ」


「ぁぁ」


奥の部屋のベッドに
ゆっくり乙羽を降ろすと
柊音は乙羽の顔にかかった
髪の毛を取り除く

白く透き通るような首筋に
引き寄せられるように唇を
寄せる柊音

そして静かに
部屋を出て行く


 ...シオ..ン//


胸が..苦しい...



ドアの向こうでは
朝方までずっと
低い話し声が続く