DOLL・・・ ~秘密倶楽部~


おいしい焼肉とワインで
4人の会話は楽しく弾み
あっと言う間に
二本目のボトルも空になる

早いペースでガンガンに飲む桜木と
同じペースだけどすでに
ロレツが回らずレロレロ状態の成瀬


柊音曰く...

『鳴き過ぎるなら
 潰してしまおうホトトギス』

作戦らしい...

相変わらず「乙羽ちゃん」と
慣れ慣れしく呼ぶ成瀬に対し
「森ちゃん!」としつこく
訂正を続ける二人


「ぁんだよぉ~~~!
 くやしかったら
 しぃ~と、しょぉ~も
 「乙羽ちゃん」って
 呼べばイイじゃん!!」


「何だよ!
 しぃ~と、しょぉ~って
 気持ち悪りぃ~な...
 
 俺ら音階じゃねぇ~んだぞ
 変な呼び方すんな!!
 っていうか、くやしいとか
 そういう問題じゃ...」


「じゃ、どういう問題???」


言葉を詰まらせる二人


「ぉ、ぉ前に説明したって
 どうせ分かんねぇーだろ?」


「ほぉ~ら
 説明出来ない...

 じゃ、別に
 「乙羽ちゃん♪」でも
 いいじゃん!!」


「だぁぁぁ!
 もぉ、面倒クサイな...
 
 じゃ、もぅそれでイイよ...」


「ハイ、お許しを頂きました~♪
 じゃ、乙羽こっちん来て♪」


成瀬は自分の隣の席を
バンバン叩く


「テメ...(怒)

 乙羽はホステスじゃねんだぞ
 何、自分の所に
 はべらそうとしてんだよ
 それに「乙羽ちゃん」だろ?」


「もぉぉぉ、何が?

 別に「乙羽ちゃん」でもイイなら
 「乙羽」も正解でしょ?」


「お前なんか
 今日会ったばっかで
 図々しいんだよ!!
 
 お前なんか
 「森園サン」で十分だ!」


「「森園サン」???
 
 何それ、そんなんじゃ
 いつまでたっても
 友達になれないじゃん」


「別にお前は
 友達になんなくても
 い~んだよ!!」


「えぇ~~~!」


三種三様の強烈キャラが
おもしろくて
楽しいお酒はどんどん
すすんでいく