運命のヒト

学校を終えると、すぐに仕事に向かった。

今日も、頑張って働いた。


仕事が終わってくたくたになった俺は、部屋に入るなりベッドに横たわった。


今日、水嶋と話したこと。

これからのこと・・・。


卒業したら、水嶋は高校、俺は仕事。

別々の道に行く。


俺は卒業したら働く。

ずっとそう決めていた。


でも、水嶋を好きになって少し気持ちが揺らいだ。

だからと言って、俺は高校なんて行かねぇ。


早く働いて、一人前の男になりたいし。


まぁ、進路のことはどーでもいいけど・・・。


それより、ムカツクのは神田だ。

あいつ、雅史達とつるんで水嶋にいちいち絡んでやがる。

今日も、俺達から離れて一人でいる水嶋に雅史達と一緒になって何か文句言ってたし。


俺が知らねぇとでも思ってんのかよ?

全部、知ってんだよ。

雅史達もかなりうぜぇよ。


でも、俺が手を出したら水嶋が何やられるか分からねぇし。

健二も、雅史達が絡んできたらマジやべぇとか言うし、あいつらのことは放っておくことに決めた。


俺がずっとそばで守ってやれたらいいんだけどな・・・。


あと、もうちょっとなんだ。


それまで、待っててくれよ?