運命のヒト

なぁ、水嶋・・・。

お前は何を守りたかった?


やっぱり、お前にとって神田は特別で大事なダチだったか?

それでも、俺を選んでほしかった。

俺は何より、お前との愛を守りたかったよ。

お前のことが好きだから、お前の気持ちを考えてやりたいから・・・別れた・・・。

これ以上、苦しめたくなかった。

だけど、やっぱり俺は外すことは出来ねぇよ。

未練たらたらで、ごめんな。


なぁ、俺は誰を憎めばいい?
なぁ、誰のせいにすればいい?

なぁ、もう手は繋げねぇのか?
なぁ、もう笑ってくれねぇのか?


俺はすべてを無にした。


何も考えたくない。
何もしたくない。
何も見たくない。
何もいらない。


心を落ち着かせた。


そして、しばらく眠った。


・・・目が覚めると浮かんだのは・・・。


俺自身だった。



・・・そうかよ。

何だよ、やっぱ、俺かよ・・・。

分かってしまった。

全部、俺のせいだった・・・。


水嶋のことが好きだったのに神田と付き合ったのは俺。

神田という彼女がいながらまた水嶋を好きになったのは俺。

水嶋のことを好きになったからって神田に一方的に別れを告げたのは俺。

水嶋のことでキレて神田に手を出したり言葉で傷つけたのは俺。

神田があぁなったのは俺のせい。

水嶋が苦しんでたのも俺のせい。


俺と水嶋が別れた原因を作ったのは、紛れもないこの俺だった。