運命のヒト

その水嶋が今はこんなに近くにいて、しかも俺の彼女で、最高の笑顔で笑ってくれる。


こんなに幸せなことがあっていいのだろうか?


たかが中学生のカップル。

周りから見ればそう思うだろう。

付き合いたての二人なら、ラブラブで当たり前だと思うだろう。


だけど、俺にとってはそんな薄っぺらいもんではなくて、大げさかもしれねぇけど、水嶋は俺にとって特別なんだと思う。


水嶋に出会わなければ、俺は一体どうなっていたんだろう?

お前が俺に人を愛することを教えてくれたんだ。

今まで、俺には夢も目標もなかった。


だけど、水嶋・・・。

お前のおかげで見つけたんだ。

俺の夢。


俺、いつか一人前になっておっちゃんの後を継ぐ。


その時まで、隣にいてくれるか?

ずっと、俺の隣で笑ってくれるか?


辛い時は泣けばいい。

俺が抱きしめてやるから。

お前の涙を拭ってやるから。

俺がずっとお前のそばにいるから、何も心配なんてねぇよ?


お前意外に好きになる奴なんているはずがねぇし。

お前意外に大切な奴なんていねぇし。

お前意外なんて考えられねぇし。


・・・俺にはお前しかいないんだ。