スキ。

「由…」

「ちょっとだけ…こうさせといてよね…」

あたしの名前を呼び掛ける圭吾の声さえぎって、あたしはポツン、とそれだけ言った。

ちょっとだけ間があって、赤ちゃんあやすみたいにポンポン、って圭吾があたしの頭優しく叩いた。

それだけのことに…涙が出そうになる。