「た・・・つ?・・・」 いきなり抱きつかれたから 思わず困惑してしまい竜にそう尋ねた。 「陽と二人で・・・・ どっかいくな・・・。 不安に・・・なる・・・」 私の肩に顔をうずめながら そんな事を言う竜につい“キュンッ” となってしまう/// 「そんな・・・。 大丈夫だよ?」 「ん・・・分かってる・・・・・つもり」 普段総長っていう肩書きを待っているため 人前でめったに甘えたりとか、 弱いところを見せたりしない竜。 だから、 今自分にこうして甘えてくれている(?) ことが凄く嬉しい。