「てか私としては奴の下に付くの事態が無理なんだけど。」









あの魔王ぶり。








何故皆さん気づかないのでしょう。








いやまぁ私もバッチ渡されるまで気づかなかったケドね。









「意味分かんない。」









じゃぁ理解して!









「ね、茜さん…」



「きゃーーーー!!!!!!!」










来たよ。










黄声で奴が来たことがわかる。








はぁぁ。










私は大きなため息を着いた。









「姫谷さん、向かえに来たよ。」









誰も向かえに来てだなんて頼んでない。









「今日も頑張ろうね。」









キラキラの笑顔で。









爽やかな出で立ちで。










何故誰も気づかない。










奴の後ろの悪魔な顔が。









「いいなぁ姫谷さん!毎日毎日会長のお迎え。」



「補佐になってそんな特権貰えるならかわってほしー!」









なら変わってよ。いつでも大歓迎だからさ。










「じゃぁ行こっか。」









そう言うと悪魔は歩き出した。









あー…。









「はぁ。」









私はため息をついてそれに付いていく。









一定の距離を保って。









何故?









何故って愚問だよね。










人気者と一緒に痛くないからだ!!