気がつけば、私はそこに立っていた。








「はな、コーヒー。」






イラつく。








「はな、早くしろ。」






ムカつく。








「はな!俺様をいつまで待たせるんだよ!!」





机に脚を乗せふん反り返っているこの人物。





何が王子だ。









何が爽やかだ。









とんだ間違いもいいとこだ。









これは…









暴君ではないか。