夢見る島

僕の周りにはいつの間にか、10匹以上
の猿がいた。大きさは皆だいたい50
センチくらいに見えるが、中にはちょっ
と大きいのやちょっと小さいのもいる。

その中の1匹が、ちょこちょこと僕の
前にすばやく走ってきて、猿を気に
しつつ砂浜の上を森へと進み続けていた
僕の進路をさえぎった。

「やるかあ?」

つい口に出して猿を威嚇してしまった
僕だが、その猿はどちらかというと
穏やかな顔つきをしており、

僕に襲いかかる様子もなく、ちょこんと
ただ座っている。