夢見る島

第二話(シロネコのパート1)


森の向こうにそびえ立つ白い塔を目指
して、とりあえず歩き出した僕は、

なんでセーラー服を着ているんだろうと
不思議に思った。

昨夜眠る前にはジャージを着ていたはず
なのに・・


首をひねりながら、100メートルくら
い歩いたところで、猿のなかの一匹が
僕についてきていることに気づいた。

50センチほどの茶色い猿で、もし襲い
かかられても、空手2段の僕ならたぶん
何とかなりそうに思える。