夢見る島

「キッキ、キッキ」

落胆している僕の周囲を依然として
猿たちがうろついている。

儀式はまだ終わっていないようだった。


その時だった。


「ギュルルルル・・・」

僕の胃が、空腹に耐えかねて悲鳴を
あげた。

その瞬間、猿たちの動きが止まり、一斉
に僕を凝視した。猿たちの突き刺すよう
な視線が不気味で怖い。

ここを離れたほうが良さそうだ。

儀式が中断している今の隙に・・・。


僕は、場所を移動することにした。