恋☆の相手はいじわる神様!?


「セイ…何でもするから帰ってきて…」

そう言った瞬間
目の前が光に包まれた

「何泣いてんだよ?」

目を開けるとそこには
優しく微笑むセイがいた

嬉しいとか好きとか
ホッとしたんとか
色んな感情が溢れてきて
あたしはまた大泣きしてしまった

「セイ~!!」

セイはあたしの方に近いてきて
子供をあやすように
頭を撫でてくれた

「ひっぐっうぅぅ~」

嗚咽を上げながら泣くあたしに

「そんなに寂しかった?」

ってセイはにやって笑いながらゆった

その言葉に今のあたしの行動が
すごい恥ずかしくなって
ガバッとセイから離れた

くすくす笑いをこらえながら笑うセイ

あぁ
あたしの頭は
どうかしてるんやろか?

そんな顔さえ
かっこよく見えてまうなんて

こんな奴に惚れるとか
もぅどうしようもないアホやわ