なっ…なっ…




あいつは知らないと思うけど…さっきの私のファーストキスだったんだよ…?




あんなあっさりと…





「うっそ…」





私はペタンと座り込んでしまった





片桐…じゃなくて…しょ、翔吾の馬鹿~~~




まぁ、でも嫌ではなかった?





いやーーー、私、もしかして変になっちゃった?





もう嫌だ!!




こうして私のファーストキスは呆気なく終わった




でも、名前で呼べたからよしとするか









《完》