屋根の下の秘密《嫌いなあいつと屋根の下、番外編》





くすん…




私は1人裏庭のベンチに座りながら、悲しい気持ちになっていた




謝ろうかな…




でも、私だってただ名前で呼んで欲しかっただけだもん




・・・・・・




はぁ…




コツンッ




「何してるんだよ」





上から聞き覚えがある声が聞こえた




「…たそがれてるの」




「どう見ても、ショボンとしてるようにしか見えないんだけど」




「…」




ふんっだ、誰のせいでこうなったのよ