「へっ…それって…バレンタインの2月14日はみーこの誕生日なの…?」
「うんっ」
すっごく意外だったのか、再び固まってしまった2人
まさか、あんな現実的神子がバレンタインの日に生まれたなんて…誰も思いませんからね
「そういえば、言われてみたら、あいつ小学校の時のバレンタインはいつも女子に大量のプレゼント貰ってた」
「みーこは元々、こういうイベントは好きじゃないからね…片桐君、今年は逆チョコだ!!逆チョコ!!」
「はっ!?」
由果の思わぬ発言でかなり動揺した片桐
冗談かと思い、由果を見ると、瞳がキラキラしていて、『本気』という感じだった
「やっ…本気?」
「マジ!!」
「うわぁ~、楽しみだな~」
「間口!!お前、心にも思ってないことを…」
ギャーギャー騒いでいる3人とは裏腹に…

