「完璧ーー!」
「何が?」
へっ…?
後ろを振り向くと、ドアが開いていて、片桐がそこに立っている
な、な、な…
「ここで何してるのよ!!この馬鹿猿ーーー!!!」
私は本棚から参考書を取り出し、片桐に投げた
たぶんほとんどは全部投げた
だから、片桐の姿は見えず、あるのは1つの大きな参考書の山
今のうちにチョコを隠す
「何すんだよーーーー!!!」
丁度、そのとき片桐が山から出てきた
ホッ、ギリギリセーフだな
「勝手に入ってくる、そっちが悪い」
「だからって、これはいてぇんだよ!!」
これとは参考書のこと

