少しずつ大きくなる声 まるで本当に近づいてきてるみたいな… 足音が聞こえないのは…それは… ガチャっ そんな時、いきなりドアが開いた 神子以外のやつらはみんな、そっちを向いた 「お菓子持って来たよー」 はっ…? 入ってきたのは、間口の母親らしき人 「叔母さん、ナイスタイミングです」 「んっ?何のこと?」 神子は立ち上がり、ある場所から何かを取った その何かと言うには… 「ら、ラジカセ…?」