「ミドリ?最近なんかボーとしてない?」




講義がない日の




いつもの昌の部屋。




昌に後ろから抱きしめられながら




ふいにそんな事を質問される。





「そんな事ないよ?大丈夫」




「そう?・・・」




昌の温かい腕が




私の身体を




包んでくれる。