恋というものを自覚してからの俺。




父親には、どこか変わったと指摘され




毎日の電車では、彼女を探す俺がいた。





そんな毎日の中で、彼女の通学ルートがわかり




俺は、少し遠回りして学校に行くのが




日課になりつつあった頃。




大好きな彼女の視線の先にいつも




いるスーツをビシッと着た男性の存在に




気づいた。