二人は悩んだが、なるべく自然な形で

リオンに手話を教えることにした。

まだニ歳になったばかり、
周りにいる知り合いの子供達は

三歳位から少しずつ
文字を書く練習を始めている。

ただし、ナカナカかけれるものでもない。

そう考えるとそんなに焦らないでおこうという気持ちになった

手話を教えるといっても、
まずは本当に簡単な事だけ覚えさせていき、

あわせて少しずつ発音の練習もできればと

麻衣と健治は思っていた。