あの音が聞きたくて

「あー、あー、あー、」

リオンが保育園を指差している。

その表情は嫌がっているわけではない。

麻衣の方をみて、何か言いたそうである。

車を道路の脇に停めて、

麻衣はリオンに話しかけた。

「保育園に行きたいの?」