8月14日
残り14日

朝の陽射しにより目が覚める。
どうやらカーテンを閉めないで寝てしまったようだ。寝ぼけ眼のまま寝室のある二階から一階へと降りる。特に何をするでもないのだが。
危ない足取りのまま階段を降りる。
その時、最後の一段を踏み外した。
最後の一段だったからであろうか、特に怪我もなかった。
これが階段の途中だったら、どうなっていたのか。
最悪のことを考えると、鳥肌がたった。
自殺しようと考えていたのに、少なからず死ぬことを恐れていたのである。