愛しい君へ

ホント、いきなりだった。

ただ楽しかっただけだったあなたの存在が、

大切なものになっていった。



もともとカッコよかったけど、
目が合ったときに
「キュン」ってなった。


その頃の自分は
まだ幼くて

「愛」とか
「恋」とか

したことなくて、
「○○君が好きなんだ…」
なんて
顔を赤らめながら言う友達のことが羨ましかったりした。