愛しい君へ

杏「詩織の事きいた?!」

美「え‥詩織がどーかした?」

杏「やっぱ知らんがや…」


詩織は私の友達だ。
小学校の時からの仲良しで、
時々喧嘩もしたけど、
そこまでキライって訳じゃなかった。


―――なんだろ…


私の頭の中はマイナス思考ばっかりで

パニックになっていた。


美「何があったが?
  教えて?」

杏「言うがはかまんけど…(いうのはかまわないけど)
  美城ぜったいショックうけるで…?」



もういい。

傷ついてもかまわない。


詩織が、どうしたの…?


なにが…



あったの…  ?