次の日。



あたしは昨日言ったとおり8時に唯の家に行った。




ピンポーン




「唯ー?起きてる!?」




唯から返事がなくて、

三回くらい電話をかけた結果やっと唯が家から出てきた。



「もぉ~!朝早すぎるよ!

まだ眠い!」


なんかキレられてるし。

この人絶対メール見てない。



「唯昨日のメールみた?」



「へ?」


へ?じゃないし!



「まぁとりあえず入るよ!?」

「ちょっと!」


あたしは唯の了解を得る前に勝手に唯の家に入った。



「おばさんおはようございます!」

「あら!柚ちゃん!こんな朝早くにどうしたの!?」


「ちょっと唯借ります!!」


唯のお母さんにも挨拶して唯の部屋にいった。