「小木ってさ…」 「なんでさぁ…あたしと話すときって…南のことなの?」 「え・・・?」 「想司にとって、あたしって南の情報源?」 「そんな…」 「じゃぁさ、何なの?」 「・・・友達…」 「そっか…そうだよね…」 井川とこういう風に話すなんて… 高間と司馬がいる部屋より気まずい空気が流れた。 「彩花。」 「はい。」 ちょうど扉が開き神が帰ってきた。 助かったのか…そうではないのか…