小木… 制服じゃないから、一瞬だれか分からなかった。 「あ、あなたは…」 「山手想司です!」 「山手くん何してるの?」 「あ、さっきまで友達と買い物で…」 「あたしは今から待ち合わせなの。」 「そうなんだ…」 数分沈黙が続くと、小木のケータイが鳴った。 「あ、来たみたいだからいくね。」 「じゃぁ…」 なんか、今日はいい日だな… うん。