「また智樹に相手にされなかった?」 瑛太は冷やかすように言った。 「ともちゃんはそんなことしないよ。」 私は振り返りながら答えた。 驚いた。 だって瑛太がすごく近くにいたから…。 顔赤くなっちゃうよ。 「おまえらもう1年ぐらい付き合ってるんだろ?キスぐらいはしたよな?」 瑛太は少し口角をあげながらはなした。 私のことからかってる。