「はぁ、お前自分のことなんだから分かれよ。だから、いつも智樹に相手にしてもらえなくてよく平気だな。あんな奴より俺の方が……『いって』」


私そんな風に見られてたのかな…。


そんなつもりないのにな…。



私は瑛太のほっぺをぺちんとはたいた。






「えいたのばか!!瑛太なんかいつも違う女の子と遊んでて、私そんな人大ッキライ!!」






私はこの場から早く去りたくて、瑛太に叫んだ。


そして私は駅まで猛ダッシュで走った。

後ろを振り向く、瑛太はいない。


私はそれからとぼとぼと家路を歩いた。