「いや、だって蓮のこと嫌いな人初めて見たもんどすから驚いてしもうた……」 「みんながみんなあの人のこと好きな訳じゃないもん」 「そうみないどすなぁ」 納得した様子で蓮をジーッと見ている彰を置いて、外に出掛けた 人が慌ただしく出勤している街を逆らうかのようにブラブラと歩く 行き先はお気に入りの公園 殺風景で人気がなく、ベンチと花壇とブランコとバスケットゴールがあるだけだ 広さは充分あるが表通りからは見にくい場所に位置するため気に入ってる